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粉瘤 【ふんりゅう】 [その他]

突然ですが、粉瘤(←“ふんりゅう”と読みます)ってご存知ですか?

とある病名なんですが、そんな病気に私は罹ってしまいました・・・。

 

以下、とってもグロい表現がでてきます(まだ何も書いていませんが)。

『血がダラダラ』とか、『膿がピューピュー』とか、『開いた患部をガリガリ』等々の表現が苦手な方はスルーでお願いします(まだ何も書いていませんが)。

 

それは、ちょうど東京ディズニーランドホテルに泊まった日の朝だったと思います。

私の腰の右側に違和感があるのに気がつきました。何だか、ちょっと虫に刺されたように赤く腫れていたのです。

そのときは特に気にも留めなかったのですが、帰ってきてしばらくすると、どんどん大きくなり、完全に膿んでジンジンしていました。色も赤というよりは、赤黒い感じでした。1週間後には直径5cm位になっていたでしょうか。

 

さすがにちょっとマズイなぁ、と思っていたのですが、仕事がひとつ大詰めを迎えており、なかなか休むタイミングがつかめずに時間だけが過ぎていきました。

 

が、

 

ある日、・・・確か、11月2日の日曜日。ちょっと晩酌して風呂に入ったら、患部の頂点が破れ、膿がダラダラと出てきてしまいました。血もドロドロ・・・その量にかなりビビり、次の日に急いで休日の当番医に。

 

で、

 

診断の結果が、

『激症性の粉瘤』だったのです。ちなみに、粉瘤とは、何らかの要因で体内にできた袋状のものの中に、角質などの代謝物が溜まってしまうことを言うようですが、それが化膿?炎症?してしまったようです。

 

いや~病院へは早く行くべきですよね。ビックリしましたが。うんうん。めでたしめでたし。 

 

 

・・・いや、違います。 ここからが本番です。

 

 

これがですね、治療の際、ものすごく痛いんですよ。実は私は粉瘤という病気を知っていました。

それはこちらの本↓で読んだことがあるから。

そういうふうにできている (新潮文庫)

そういうふうにできている (新潮文庫)

  • 作者: さくら ももこ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 文庫

2週間も病院に行けなかったのは、これを読んでいて、あまりにも痛そうだった、というのも原因のひとつだったのでした。しかし、次の日から3日間の出張もあったし、感染症にかかっても困るので、泣く泣く病院に行ったのでした。

病院では、やはり粉瘤であり、体内にある膿がたまっている“袋”を取ってしまわないと、またすぐに再発する、と言われ・・・。担当したお医者さんは『ここをガリガリやりたいんだよね♪』と患部を指差し言っていた(汗) やはりそうきたか・・・と思ったものの、出張がある旨を伝えると、『それじゃあ、帰ってきてからやりましょう♪』と。

・・・やっぱりやるんですね。

 

で、11月7日、ごく簡単な手術をしました。

 

かなり沈んだ気分で病院に行き、外科の前で待っていると、見慣れた顔が。なんと、みずきと同じ保育園に通うお子さんのママさんが!!!これはマズい。あまりにもマズい!このままでは恐らくまな板(←手術台)の上に半ケツで寝そべる醜態をさらしてしまう(涙) 

どうする? どうしよう?? 

あっ!こっちに気が付いた!! 思わず精一杯の笑顔で会釈。

何もできずに途方にくれていたのですが、実際に担当してくれたのは、別の看護士さんでした。 ものすごくホッとしました。

 

 

まず、ベッドにうつ伏せに寝かされ、消毒。

そのうち、局部麻酔しますよ~と、太めの注射をブス~っと・・・

ぅぅくぅ~%&*△+◇¥!!!

この注射、何度も何度も打つんですよ・・・すでに涙目。

 

 

その後、しばらくして『もう痛くないよね~』なんて言いながら、患部をジョキジョキとハサミで切って、

確かに仰るとおり、何かでガリガリ何かを掻き出した!

はぁっぅ~+$%$#@*。;\

麻酔打ったんだよね?と聞きたくなるほどの痛さ・・・。 

 

 

ガーゼ!と言って、幹部をグリグリ・・・

きぃぃぇぇえ~~‘@:+>‘&%

恐らく、血を拭いているんでしょうが・・・これが一番痛かった(涙)

 

時間にして10分前後でしょうか。手術が終わりました。本人の感覚としては、1時間以上頑張った気がしましたが。しかし、本当に噂以上に痛かった・・・。処置室ではなかなか声をあげて痛みを訴えることはできませんが、自分のうめく声が出てくるんですよね。いや、ホント、人生でトップ3に入るくらいの痛みでした。

でも、もう大丈夫。普段は痛みもなくなりました。

いや~めでたしめでたし♪

 

 

 

 

・・・いや、違うのです。まだまだ続くのです。

 

その後の消毒。これが、これがですね、またどうしようもなく痛い!現在、患部にはガーゼが入っている状態なんですが、これを交換する際に激痛が・・・。もちろん、麻酔なんて無し。

 

しばらく通院しなければなりません。

が、この話はもうしません。思い出しても痛いので(爆)

 

早く治れ~~~ッ!


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コメント 13

ふわり

お大事にしてください。
ものすごく痛かったんですね・・・
大人でも痛いもんは痛いですよね。

by ふわり (2008-11-10 11:45) 

miffyo

私は耳の下に出来ました。
袋をかき出すのにグリグリやられて気色悪かった・・・。
大変でしょうがお大事に。
by miffyo (2008-11-10 12:47) 

のんのん

ひえ~!!!初めて知りましたけど、
本当に痛そう・・・
早く完治しますように!陰ながらお祈り
しています・・・
by のんのん (2008-11-10 19:31) 

あーさん

うわぁぁ~めちゃくちゃ痛そうで思わず読んでて
しかめ面してしまいました・・・
麻酔の効かない手術って・・・痛すぎますね・・・。
本当にお大事になさってくださいね。
by あーさん (2008-11-10 21:57) 

こまめママ

いたそう・・・・お大事にしてください。
私も麻酔の効かなかった手術の経験アリです(上の歯が上向きに生えてしまったので抜いた)。七転八倒でした。
早く治るとよいですね。
by こまめママ (2008-11-11 01:22) 

なほこりん

聞いているだけで痛い。自分も夏に自転車で転んで、親指を負傷して、傷口からばい菌が入り込んで膿んで、外科に行って治してもらいました。自分も麻酔を打ちました。麻酔うっても痛い気持ちわかります。無事完治しそうでよかったぁ。病院は早めに行かないといけませんね。
byうてにゃパパ
by なほこりん (2008-11-11 12:23) 

shikami

さくらももこの本、私も読みました♪
麻酔の注射って痛いですよね(;´Д`)
私も手の甲に麻酔を打たれたことがあるのですが
骨しかないもんで、そらもう痛かったです(TOT)
燃えるような痛さでした(;´д`)トホホ
そしてその数年後、ほとんど麻酔が効いてない状態で
お腹を切るハメになる訳です(T▽T)アハハ!
どうぞお大事になさってくださいませ~~!
by shikami (2008-11-11 15:42) 

つかさ

☆みなさま☆
お見舞いのコメントありがとうございました。

>ふわりさん
コメントありがとうございます!
痛いとは聞いていましたが、ホントに痛かったです。
大人だって痛いもんは痛いです~。

>miffyo
コメントありがとうございます!
はじめまして。
粉瘤、顔にできることも多いようですね。グリグリやられる感覚は確かに気色悪かったです(苦笑)

>のんのんさん
コメントありがとうございます!
本当に痛いんですよ~。私の場合は、ここまで酷くならないと、粉瘤が腰にあることが分からなかったので、まあ、よかったのかもしれませんが・・・(汗)

>あーさんさん
コメントありがとうございます!
麻酔は効いていたんだと思います。それでも痛かった・・・。
もう勘弁してください!って感じです(汗)

>こまめママさん
コメントありがとうございます!
いや~ホントに痛かったです。
うつ伏せのまま動けなかったのですが、誰もいなかったら、転げまわっていましたよ、きっと~。
でも、こまめママさんの、
(上の歯が上向きに生えてしまったので抜いた)の方が痛そうです。

>うてにゃパパさん
nice!&コメントありがとうございます!
膿んでしまうと病院に行かざるを得ませんよね。うてにゃパパさんも痛そう・・・指先って、とっても痛いと聞きます。
ちなみに、私は完治までもうちょっとかかりそうです(汗)

>shikamiさん
nice!&コメントありがとうございます!
この本、子供ができたときに思わず読みたくなります。
shikamiさんも外科で辛い目にあっているんですね~。
なんだか自分の経験なんて、大したことないように思えてきました(笑)
ああ、でもまだ通院しなければならないんですよ・・・早く治って欲しいものです。
by つかさ (2008-11-13 05:54) 

きちママ

おお。。。いたそうです。
麻酔なしっていたいですよね。
私は、帝王切開した部分に血腫ができて麻酔なしで
血を絞り出されたのが一番痛かったかな。。

とりあえず、ひと安心ですね。あ、でも消毒はいたいのかな。
by きちママ (2008-11-13 22:01) 

つかさ

>きちママさん
nice!&コメントありがとうございます!
何かを搾り出すとか、止めてくれ!と思うほど痛いですよね。搾り出さなきゃいけないことは、十分に承知しているんですけどね(汗)
消毒も痛いです。でも、いつか痛くなくなる日が来るそうです~。
by つかさ (2008-11-18 01:55) 

つかさ

>くらいふさん
nice!ありがとうございます!

by つかさ (2008-11-19 03:40) 

ツキヒメ

遅ればせながら…
その後体調はいかがでしょうか?
記号の羅列が、治療時のつかささんの悶絶(!?)を
物語っていて、こっちまで「ひええええーーー」となりました(>△<)
何が原因だったのでしょう。不明だと用心もできませんね。
こんな痛い目にあうと、人間、「健康が一番だ。体に気をつけた
生活を送ろう。」などと思うものですが・・・。
by ツキヒメ (2008-11-27 21:28) 

つかさ

>ツキヒメさん
nice!&コメントありがとうございます!
痛みに耐えてよく頑張った!と自分で自分を褒めてやりたくなりました(爆)
粉瘤・・・体質によって、できやすい人とそうでない人がいるようです。私は前者のようで・・・(汗)
by つかさ (2008-12-02 04:34) 

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